かぶさんじには、毘沙門天(びしゃもんてん)という神様がいる。
毘沙門天(びしゃもんてん)は、七福神の一人で、戦いや商売の神様として、あがめられているんだ。
だから、昔から、武士(ぶし)や商人(しょうにん)たちがたくさんやってきて、「戦いに勝てますように」「商売がうまくいきますように」と祈っていたんだって。
それだけでなく、たくさんの村人たちも「病気が治りますように」とか「家族が健康でいられますように」と、毘沙門天(びしゃもんてん)にお願いにやってきたそうだよ。
そして今でも、昔と変わらず、多くの人がかぶさんじにやってきて、いろいろな願い事をしているんだよ。
タヌキ、シカ、イノシシなどの動物をはじめ、山の中でしか見られないような生き物が暮らしているんだ。
夏にはカブトムシやクワガタに出会えるかも。
かぶさんじには不思議な伝説がたくさんあるから、境内(けいだい)を探検してみよう。